理解できない意見や決定

私はこれまで自分が正しいと思うように考え、意見し、行動をしてきました。(自分も間違いは多々ありますが)
ところが、自分自身が正しい判断をしていると思っても、他人には正しい判断ではないことが多々ありました。

判断の基準が、人それぞれ異なるからです。

このことがわかってきたのは、自分が40代の頃からです。
学生の頃は、同じ年代の人たちと過ごしていたので、大きな考え方の違いは、わからなかったのですが、いろんな人たちと仕事をしながら、より良い方法で、誰もが簡潔に間違えなく仕事が進む方法を時代とともに考えてきました。
ところが、自分の考え方と全く異なる考の人が、自分の近くで仕事をするようになってから、少しずつ違った方向に仕事の方向が変わっていったのです。

全く違う考え方、

それは、他人が自分たちのことをどのように思っているのかを考えて行動する人たちです。
仕事を、ただ単純で最善と思われる方法を考える自分と、そうではなくて、他の部署や経営トップにいい顔をして、面倒で複雑なことを引き受けて、仕事の本質を考えずに、他人の顔色を伺って行動する人たちです。
根本的な考えが異なるので、私には全く理解ができませんでした。

手間が多くかかって、複雑な作業でリスクも増えるし、

自分たちが何年もかかって作ってきた、リスクの少ない簡潔でわかりやすい方法が、新人が理解するのに何年も要する失敗の多いシステムへと変化していくことになったのです。(本質が定まっていれば、判断は簡単ですが)
自分の考え方は、上司も部下もただの肩書きが違うだけで、基本的には同じ人間であり、意見や行動は平等と考えていました。
ところが、他人がどのように思っているのか考えながら行動する人は、どうも、上司の意志決定は確定であり、部下は自分の手足で人間とは扱わないような言葉の節々から感じました。
上下関係で人との関係を作る方に多いようにも感じます。

問題の解決や意思決定に現場の意見が反映されにくい現状

他人がどのように思うかを考えているので、問題がさらに複雑になることが多いです。
さらに、有識者の考えに同調(肩書きや学歴等を重視している)するので、現場は思ったようなことができなくなります。
そして、現場の意見を取り入れると言いながら肝心なこと(上層部に依頼されたこと)は、現場の意見を聞き入れてくれませんでした。

他人の顔色を考える上司がいると

上司が人間同士を上下関係で考えるので、部下の意見は無視されることが多く、さらに、上下関係で人を見る部下も、それは当然のことだと思うようになってきます。
日本の教育を考えると、上下関係を作るための教育、先生に怒られない、先生にほめられるようになるので、大多数の人は他人の顔色をかんがえていることになります。
自分たちが望んでいるのに、結局、結論は望まない風に進んでしまいます。
結局、理解できない意見や決定がなされます。(なんて、めんどくさいんだ!)

これが、理解できない意見や決定の真相と考えます。

脅威に従う(権力に屈する傾向がある)、何でもいうことを聞く良い子と呼ばれる人間は、自分の自由を自分で制限し、鎖をかけて、そして身動きが取れなくなるのだろうと考えます。
さらに、自分が良い子だと主張しなければならないので、承認欲求が強いし、この仕事がうまく行ったのは自分だけのおかげだ、と自己の優位性を訴えるのです。
めんどくさい人間ですね!(私の正直な気持ちですが)

このことの弊害は、

良い意見や考え方よりも、権威のある人の意見や考え方に偏ってしまうことが多々あると感じます。
どれだけ会議をしても、全く良くならない会社や組織は、このことを、少し考えた方が良いのかもしれませんね。
それによって、合理的な考えや行動ができなくなってしまうことが最大の問題点だと思います。
さらに、職場に考えて行動できる若者がいなくなったり、不満ばかり言っている人が多くなるなど、良くないことばかりですね。

意思決定に関しては

数ある歴史の中で「キューバ危機」を乗り切ったアメリカ大統領であったジョン・F・ケネディが行った有名な意思決定です。 
大多数で決定された提案ほと危険な意思が含まれていること、あえて悪魔の代弁者を立てて、提案の弱点と穴を突き付けます。
有識者や権力者の意見は、自分の立場に偏ったものになりやすいので注意が必要です。
例えば、想像の域をでませんが、フォルックスワーゲン社のディーゼルエンジンの不正問題は、一部の上層部だけで行った意思決定立ったのだろうと思います。
販売戦略や利益や自分の立場だけを考えると、どんなに優秀な人でも、大きな欠点に気づかなくなるのが人間だと考えます。
もう一つ、アメリカのフィルムメーカーのコダックの戦略の失敗にも同じことが言えます。
2000年ごろまでは、世界的な大企業で、アナログフィルムでは、世界一位の企業でした。
また、デジタルカメラにも積極的に開発を行っていましたが、上層部のアナログフィルムを重視した意思決定によって、失敗したと言われています。
何となくですが、自分を守るための意思決定は、最後には、自分を破滅させるように思います。
自分たちを守る意思決定は、自分たちを破滅させる。
最終的には、みんなを守るような意思決定が、みんなを存続させるための鍵なのではないかと、私は考えています。

これが、理解できない意見や決定の正体でした。
権威に屈するということは、結局は自分本位、自己中心的な考え方であると言えますね。

POP KARAIEと「こたろう」と「きらん」です。

ほとんどの集団で行動をする動物は上下関係で成り立っています。
これは、人間の歴史でも同じで、社会の仕組みや組織も上下関係で作られています。
でも、猫は大人になると、単独か家族で行動します。
猫は本当に自由気ままな生き物です。
私の理想とする生き方かもしれません。
犬は主人の顔色を伺って行動するのですが、実はうちの猫の「こたろう」は私の顔色を伺っています。何で?

※この文章はjune-2020に書きました。POP KARAIE 唐家克也

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